中村 直人 教授

教員紹介

主な担当科目

情報数学基礎(2年前期),コンピュータグラフィックス(3年前期期),
ビジュアルコンテンツデザイン(3年後期),卒業研究,
コミュニケーション科学特論(大学院),修士研究,他

専門領域

メディア情報科学(CG,VR,Web)、コンピュータセキュリティ

研究テーマ

CGやVRのメディア技術を利用したWebアプリケーションの開発

コンピューターネットワークの自動運用に関する研究

研究業績

Development of Interactive Video Materials Using an Electronic Watermark

Saya MIZOGUCHI & Naoto NAKAMURA、‘Learning Science and Mathematics

Together’ (LeSMaT) in a Borderless World using Technology, PP.68-74(2016)

(Best Poster Award Bronze 6th CoSMed)

Improved Peer Review Support System Using WebGL for Practical Work with CG Content

Haruna Kobayashi, Naoto Nakamura, Manabu Tonishi

International Workshop on Advanced Image Technology 2018

研究紹介

CG教育のためのピュアレビューサイトの構築

”第15回情報科学技術フォーラム(FIT2016) 奨励賞受賞”

【背景】

コンテンツ系の制作物の評価は,教授者の主観的評価だけでなく,学習者同士が評価を行うことで,自己評価に比べ客観的な評価を得ることができる点や,他の学習者の作品を評価することにより,自らの作品を見直す機会が得られるなどの効果がある.また,ピアレビュー (相互評価) は最も自然な評価体系であり,評価結果を受け入れやすくすることや学習者の内省を引き出すことで,学習動機の向上が期待される。

システムの概要

本システムは,Webブラウザ上で動作し、学習者は,Webブラウザから本システムにアクセスし他の学習者の作品を評価する.具体的な機能は以下のとおりである。

(1)作品アップロード機能

(2)世代管理機能

(3)学習者による作品評価機能

 本システムは,3Dモデルに直接ピンを立てて、そこにコメントを書き込むことが可能である。

教授者によるレビュー管理機能

主な授業の紹介

情報数学基礎(2年前期)

情報科学を理解するための離散数学(整数論)について講義します。

剰余類、一次不定方程式、一次合同式などの数学を学んだ後に、セキュリティの基礎となる暗号理論について学びます。暗号理論では、秘密鍵方式、公開鍵暗号、電子署名やSSH、SSLといったインターネットでの通信のプロトコルを紹介します。

また、希望者には、PythonやJavaScriptを用いたプログラミングでの方法も学習します。

コンピュータグラフィックス(3年前期)

CG(コンピュータグラフィック)に関する技術・理論を学習し,その応⽤システムのついて紹介します。

モデリング:ものの形をつくること

シェーディング:光源を用いて、陰影を計算することで立体的に表現すること

マッピング:物体に模様をつけることでリアル材質感を表現します。

アニメーション:物体の動きについて、とくにキャラクターのアニメーションの方法を紹介します。