國宗 永佳 教授

教員紹介

主な担当科目

情報リテラシ演習(1年前期)/ディジタル回路(2年前期)分散処理(3年後期)教授・学習支援システム特論(大学院修士課程)

専門領域

学習支援システム/教育工学

研究テーマ

  • プログラミング学習を支援するシステムの開発

  • 様々な場面での「教え」と「学び」を支援するシステムの開発

研究業績

研究紹介

プログラミング学習を支援するシステムの開発

本学科に入学すると「情報リテラシ演習」という科目でプログラミングを学び始めます.プログラミングを学び始める際に「プログラミング言語」の文法を覚えたり,書き間違いによる「エラー」を解決することが大きなハードルになります.このハードルをなくして,プログラムの基礎的かつ重要な概念を学びながらプログラムを作ることに特化したシステム「AT」を開発しています.

ATでは学生がプログラムを作ることを支援するだけでなく,プログラムを作る前に問題を正しく理解できているかを確認したり,作ったプログラムの動作を確認することも支援します.さらに教員に対して,採点の支援や,作成した問題の質を分析するような支援も行います.

様々な場面での「教え」と「学び」を支援するシステムの開発

上記のシステム以外にも,大学4年生で取り組む「卒業研究」について自律的に研究活動を行うことを支援するシステムなど,大学における「教え」と「学び」を支援するシステムを開発しています.

また,「教え」と「学び」は学校以外の様々な場面で起こっています.例えば,吹奏楽の基礎練習を初心者だけで行う際の振り返りを支援するシステムや,ピアノを学習する際に使用する練習曲を生成するシステムなど,様々なシステムの開発を手がけています.

もっと詳しく知りたい方は,研究室Webページ「学位論文」のページで,過去の卒業研究のテーマを確認してみてください.

初学者向けビジュアル

プログラミング環境「AT」

主な授業の紹介

情報リテラシ演習(1年前期)

入学後すぐに始まる,プログラミングの基礎を学んでもらう授業です.入学前にプログラミング経験がなくてもまったく問題ありません.上で紹介した「AT」も使いながら,基本的なことから1つ1つ順番に学んでいきます.また,実際に手を動かす演習にも毎週たくさん時間を使って,少しずつ経験を積んでいきます.演習では教員3名に加えて,ティーチング・アシスタント(大学院生)が,質問に答えたり,行き詰まったときの手伝いをしています.